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「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」は、2016年公開のアニメ映画です。原作はこうの史代の同名漫画。戦時下の広島が舞台。困難な状況、生活の中でも明るく豊かに生きる女性の姿を描いた作品。制作資金をクラウドファンディングで集め、ミニシアター系の単館上映からスタートしたが、話題となり拡大。異例のロングラン上映となり、最終的には日本国外世界60か国の国と地域で上映されました。第40回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞受賞。2019年には約40分の新規場面を追加した長尺バージョンの「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」が公開。
2020年8月現在、【この世界の(さらにいくつもの)片隅に】を配信しているサービスはありません。配信が開始されたら掲載します。
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この映画は、大ヒット映画『この世界の片隅に』の単なる長尺版ではない。250カットを超える新エピソードによって、これまで目にしていたシーンや人物像が、まったく異なる印象で息づきはじめる。『この世界の片隅に』を知る人も、知らない人も1本の‟新作“として体感することになるだろう。
すずの内面を大人の表現で魅せる女優のん、岩井七世(リン役)、細谷佳正(周作役)など、前作のキャストがパワーアップして再集結。さらに遊郭の女性テル役として花澤香菜が初参加。コトリンゴによる書き下ろしの新曲と共に、私たちを新たな世界へといざなう。
広島県呉に嫁いだすずは、夫・周作とその家族に囲まれて、新たな生活を始める。昭和19年、日本が戦争のただ中にあった頃だ。戦況が悪化し、生活は困難を極めるが、すずは工夫を重ね日々の暮らしを紡いでいく。
ある日、迷い込んだ遊郭でリンと出会う。境遇は異なるが呉で初めて出会った同世代の女性に心通わせていくすず。しかしその中で、夫・周作とリンとのつながりに気づいてしまう。だがすずは、それをそっと胸にしまい込む……。
昭和20年3月、軍港のあった呉は大規模な空襲に見舞われる。その日から空襲はたび重なり、すずも大切なものを失ってしまう。 そして、昭和20年の夏がやってくる――。(出典:公式サイト)
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