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「DUNE デューン 砂の惑星(原題:Dune)」は、2021年公開のアメリカ映画です。砂漠の惑星デューンを舞台に勢力争いをする人々を描いたSFスペクタクルアドベンチャー作品。
日本では2021年10月15日公開です。
原作は フランク・ハーバートの同名長編小説。「スター・ウォーズ」や、「風の谷のナウシカ」にも影響を与えた作品としても有名ですが、70年代にはアレハンドロ・ホドロフスキーが映画化に失敗し、1984年にはデビッド・リンチが映画化したものの、原作の壮大な物語を描き切れずに不評を集めてしまうなど、さまざまな曰くつきの作品でもあります。
今回映画化したのは、「メッセージ」や「ブレード・ランナー2049」などで見事なSF的世界観を構築し、世界中から高い評価を受けたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督。
企画段階では全2部構成で検討されている模様で、今作は第一部。第二部の公開についての詳細は未定です。原作の壮大さを考えれば、映画一作に収めるのが難しいことは理解できますよね。思う存分じっくり描いて欲しいと思います。
IMAX社が、IMAXで上映することを念頭にIMAX専用カメラなどの機材においてバックアップするシステム「Filmed For IMAX」の世界初認定作品でもあります。
最初からIMAXで上映されることを目的としてIMAX専用の機材で撮影するため、未だかつて誰も体験したことのないレベルの究極の映像体験が実現。
是非ともIMAXで観たい作品ですね。
物語の詳細については原作をふまえたネタバレ記事をどうぞ。
【DUNE/デューン 砂の惑星】のPART2製作決定!2023年10月公開
PART1の上映状況次第とされていた続編PART2の公開が決定したとの発表がありました。全米公開予定は2023年10月20日。
あのままじゃ終われないですよね。楽しみ!
2021/10/27
2021年10月現在、【DUNE デューン 砂の惑星】を配信しているサービスはありません。配信が開始されたら掲載します。
動画配信サービスには初回申込みから一定期間(14日間~31日間)無料期間があります。見放題配信作品であれば、無料期間を利用することですべて無料で視聴可能です。課金が必要なレンタル作品であっても入会ポイントなどを付与するサービスであれば、ポイントを利用することで無料視聴が可能となります。無料期間中の解約は自由ですが、ポイント付与があった場合、解約するとポイントが失効してしまうので注意が必要です。無料期間やポイント付与などのサービスを利用してお得に動画を楽しみましょう。
まず最初にこの作品は「PART1」。つまり続編がある。オープニングのタイトルに「DUNE PART1」と表記されることからも続編があることがわかる。今回のPART1で描かれたのはフランク・ハーバートの原作小説の約半分。企画当初から2部作構成ということだったが、公式サイトや予告などでもPART1の表記がないため、続きものという意識で観なかった人も多かったようだ。そのため中途半端な終わり方という不評を集めた。途方もないスケールの原作を考えれば2時間ちょっとでまとめるのが無理なことは理解できる。アレハンドロ・ホドロフスキーも12時間作品として仕上げようとしていたくらいだし。PART1上映時点でPART2の撮影は始まっていないようだが脚本は執筆中との情報アリ。監督自身はインタビューで制作会社のゴーサインが出たら2022年中には撮影できると話しているようだ。
個人的にはスターウォーズに代わる新しい宇宙戦争サーガが始まったと感じている。
物語の大筋は戦争。抗老化作用を持つ貴重な資源「香料(メランジ)」が宇宙で唯一採掘できる砂の惑星デューン(アキラス)の覇権を争う戦争。
登場するのは、主人公ポールのアトレイデス家と、宿敵ハルコンネン家、皇帝率いる宇宙帝国。そして砂の惑星の先住民「自由の民 フレメン」。
宇宙の人類を統治する政府「宇宙帝国」の命令により、アトレイデス家が統治していた惑星カラダンから惑星アキラスへ移住するところから物語ははじまる。
別名「砂の惑星デューン」と呼ばれる惑星アキラスは、宇宙で唯一「香料(メランジ)」が取れる惑星。先住民はメランジの影響で青い目になってしまったフレメンの民。今まではハルコンネン家がデューンを支配し香料の採掘を行っていたが、ハルコンネン家に代わりアトレイデス家が納めることになる。表向きには名誉な役を与えられたアトレイデス家だったが、実は皇帝とハルコンネン家がアトレイデス家を根絶やしにするための陰謀だった。
アトレイデス家は近年最も強大な力をつけた領家と言われ、宇宙帝国の皇帝はその存在を苦々しく感じていた。そこでアトレイデス家と遺恨のあるハルコンネン家と結託しアトレイデス家の滅亡を画策する。皇帝やハルコンネン家の陰謀を知ってか知らずか、アトレイデス家の当主でポールの父であるレト・アトレイデス公爵は、密かにフレメンの民と協力関係を作り、宇宙帝国やハルコンネン家に対抗する力を得ようと考えていた。
その矢先、宇宙帝国とハルコンネン家の策略によって身内が裏切り、アトレイデス家の軍隊は全滅。当主レト・アトレイデス公爵も殺害されてしまう。
主人公であるアトレイデス家の後継者ポールは「未来が視える」能力を持っている。物語は現実世界と「夢」と表現されるポールが視ていると思しき「予知夢」的なシーンで構成される。断片的に現れる夢のシーンには未来に起こる出来事だけでなく、ポールを導く何者かの啓示的な声も聞こえる。これはポールの生まれ持った力なのか、それともベネ・ゲセリットの鍛錬によって得た力なのかは不明。
「ベネ・ゲセリット」とは、良き未来を築く「救世主(クウィサッツ・ハデラック)」を誕生させるために活動している女性のみの秘密結社。「魔女」と呼ばれ、特殊な能力「声(ボイス)」を操る。「ベネ・ゲセリット」と公家との婚姻によって新たな能力を持つ人間「救世主(クウィサッツ・ハデラック)」を誕生させようとしている。
ポールの母であるレディ・ジェシカはベネ・ゲセリットの一員。教母の教え子で「声(ボイス)」を自由に操ることができる能力者。つまり、ポールは「ベネ・ゲセリット」と公家との間に生まれた「救世主(クウィサッツ・ハデラック)」の可能性がある人間ということ。教母はアラキス出発前のカラダンへ訪れ、ポールに対し通常の人間では耐えられない試練を与えその資質を確かめようとする。試練に耐えたポールに「救世主(クウィサッツ・ハデラック)」の可能性を感じた教母は、皇帝がアトレイデス家を襲撃する際にポールと母ジェシカを殺さないようにと告げる。本来であれば「ベネ・ゲセリット」の特殊能力は組織の人間以外に教えてはいけない決まりだが、ジェシカは組織の掟に反してポールを鍛錬していたため、ポールの能力は徐々に開花しつつあった。
宇宙帝国の皇帝直属親衛隊「サーダカー」擁するハルコンネン家の襲撃から間一髪逃れたポールと母ジェシカは、砂漠の民フレメンに保護を求める。そこで何度も夢に出てきたフレメンの女戦士チャニと出会う。フレメンの民も「ベネ・ゲセリット」が古くからアキラスに伝えていた「救世主」生誕説を信じており、いつかアキラスとそこに住む人々を救済へと導く「リサン・アル・ガイブ(フレメンが信じる救世主)」が現れると信じている。
逃亡の末、フレメン一派と出会うポールとジェシカ。フレメンのリーダー「スティルガー」は、ポールとジェシカを殺さずにしばらく行動を共にして様子をみようとするが、フレメンの男「ジャミス」は、2人を認めず決闘を申し込み、ポールが決闘を受けることになる。結果的にポールが勝ち正式に仲間として認められることになるが、ここで一つ疑問が生じる。
ポールはフレメンと会うまでに予知夢的な夢の中でチャニやジャミスに会っている。ジャミスが笑顔で「砂漠での生き方を教えてやる」的なことを言うシーンや、ジャミスと決闘して刺されるシーンなんかも出てくる。そして何者かの啓示的な声は「ありのままに、なすがままにしろ。」的なことを言う。この夢のお告げに従えば、「この勝負は負けておけ」ということなのではないだろうか。もしかしたら夢のシーンの見間違い、見落としがあるかもしれないので、わかる人がいたら教えて欲しい。
原作をふまえた上で解釈すると、ポールの預言や予知夢の力はまだ未熟で誤った予知をしていたとも言えるがいまいちしっくりこない。個人的には予知やお告げに身を任せるのではなく、自分自身の考えで運命を切り開く決意をしたことがジャミスを殺す決意につながるという解釈の方がしっくりくる気がするがどうか。
またしても「予見される運命とどう向き合うか」という、映画「メッセージ」でも描かれたテーマの作品を作ったドゥニ・ヴィルヌーヴ監督。監督の作家性を知る上で重要なキーワードかもしれない。
近年のハンス・ジマーは名実共に映画音楽マエストロとしての地位を確立。というかもっと前から巨匠の域だったが、近年はネクストレベルの凄味を感じさせる。今作の音楽もクリストファー・ノーラン監督の2017年作「ダンケルク」で披露したような音楽と音響との境界線が曖昧なサウンド。台詞や音響と同次元に存在する究極の映画音体験ができる。
エンドロールの呪文のような言葉をハイハット風にサンプリングした音も鳥肌モノ。是非最後まで聴いて欲しい。出来れば音響の良い映画館で!
ここから先は原作ネタバレで次回作以降の部分になってしまうので気にする人は読まないでいただきたい。
原作では、フレメンと合流したポールは「香料(メランジ)」の力によって予知能力を開花させる。それによって知ることとなる最悪の未来を避けるべく、フレメンの人々を導き、宇宙帝国とハルコンネン家に立ち向かっていく。
映画は二部作と言われたり、三部作と言われたりまだ確定ではないが、個人的には三部作で構わないので駆け足にならずじっくり描いて欲しい。
全宇宙から命を狙われるひとりの青年に、未来は託された……。
アトレイデス家の後継者、ポール。彼には、"未来が視える"能力があった。
宇宙帝国の皇帝からの命令で、その惑星を制する者が全宇宙を制すると言われる、過酷な「砂の惑星デューン」へと移住するが、それは罠だった…。
そこで宇宙支配を狙う宿敵ハルコンネン家の壮絶な戦いが勃発。
父を殺され、巨大なサンドワームが襲い来るその惑星で、全宇宙のために立ち上がる。(出典:公式サイト)
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