【サ道（ドラマ）】を全話イッキ見したい！

ドラマ「サ道」は、2019年にテレビ東京の「ドラマ25」枠で放送されたテレビドラマです。原作はタナカカツキの漫画「マンガ サ道〜マンガで読むサウナ道〜」。

サウナー（サウナ好き）によるサウナーのためのドラマとして制作され、キャストやスタッフも本当のサウナ好きが集められました。このドラマと原作漫画によって近年高まりつつあったサウナ人気が一気に高騰した感じがします。かく言私もこのドラマを観て、サウナを実践し、サウナによって得られる「ととのう」という精神的・肉体的な悦楽の境地を実感したのでした。

主演は、近年俳優としても評価が高まっているお笑いグループ・ネプチューンの原田泰造。ガチのサウナ好きだそうです。物語は原田泰造演じるタナカが、自身にサウナの良さを教えてくれた（と勝手に思い込んでいる）人物を探して全国の有名サウナを巡る物語。一応物語はありますが、実在するサウナが登場します。サウナのオーナーや店長もご本人が登場します。主人公タナカのモノローグで進行していく感じや、実在するサウナで展開されるフィクションなど、どこか松重豊主演の大人気ドラマ「孤独なグルメ」に似ています。ゆる～い感じや真夜中の癒しになる雰囲気も似ているので、「孤独なグルメ」好きはチェックしてみてください。

サウナ好きはもちろん、サウナの良さがいまいちよくわからないという人にもオススメな作品。サウナを楽しむためのサウナの入り方なんかもこの作品を観ればわかります。サウナを好きな人がハマっている感覚を作中ではこう表現します。

「ととのう」

精神的にも肉体的にも非常にリラックスを得た状態のことをさします。これは、「温冷交代浴」によって得られる効果で、サウナで身体をあたため、水風呂で冷たくする。これを交互に繰り返すことで毛細血管が収縮し、ポンプ効果で血液を末梢血管へ送ります。これによって全身の血行が促進され、脳に大量の酸素が送られ、快楽ホルモンが分泌されるということらしいです。

つまり、サウナは水風呂とセットでこそ効果を発揮するんですね。サウナ好きにとっては当たり前のことでも、結構知らない人多いと思うんですよね。私も知りませんでした。

サウナ入門教科書としてもオススメな作品！